未経験から外構職人になるには?必要な資格・スキル・心構えを解説
外構・エクステリア工事は住宅を美しく機能的に彩る重要な工事分野です。家の外観や使い勝手を左右するこの仕事に興味を持つ方も多いでしょう。しかし「未経験でも外構職人になれるのか」「どんな資格が必要なのか」といった疑問を抱く方も少なくありません。
このコラムでは、未経験から外構・エクステリア工事に転職したいという方に向けて必要なスキルや心構えをお伝えしています。手に職をつけて働きたいという方はぜひチェックしてみてください。
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岐阜県山県市を拠点とする有限会社フジタ技建では、岐阜市・大垣市をはじめとする近隣地域で外構・エクステリア工事を手がけております。35年間にわたり地域の住環境づくりに貢献してきた当社が、未経験から外構職人を目指す方へ向けて、必要な資格やスキル、そして職人としての心構えについて詳しく解説いたします。外構業界への転職や新卒での就職を検討されている皆様のご参考になれば幸いです。
外構職人の仕事内容と将来性

外構職人は住宅の外回りを美しく機能的に整える専門職です。門扉やフェンスの設置、カーポートの建設、庭園の造成など多岐にわたる業務を担当します。
主な業務内容
外構工事の業務内容は非常に幅広く、専門分野ごとに異なるスキルが求められます。ブロック積み工事では基礎コンクリートの打設からブロックの積み上げまでを行い、エクステリア工事ではフェンスやカーポートの組み立て・設置を担当します。
造園工事では植栽計画に基づいた樹木の植え付けや庭園の造成を行い、土木工事では駐車場の舗装や排水設備の設置などを実施します。これらの工事には正確な測量技術や安全管理能力も不可欠で、現場の状況に応じて臨機応変に対応する判断力も必要です。
業界の将来性
外構・エクステリア業界は安定した需要が見込める分野です。新築住宅の建設に伴う外構工事はもちろん、既存住宅のリフォーム需要も年々増加しています。特に岐阜県内では住宅地の開発が続いており、外構工事の需要は堅調に推移しています。
また、近年は環境意識の高まりから屋上緑化や壁面緑化といった新しい分野も拡大しており、造園技術を持つ職人の価値はますます高まっています。高齢化社会の進展に伴い、バリアフリー対応の外構工事も注目されており、多様なニーズに対応できる職人が求められています。
外構職人に必要な資格一覧
外構職人として活躍するためには、様々な資格の取得が重要です。国家資格から技能講習まで、段階的に取得していくことでキャリアアップが可能になります。
国家資格
造園施工管理技士は外構業界で最も重要な国家資格の一つです。2級は満17歳以上で第一次検定の受験が可能で、第二次検定には実務経験が必要です。1級取得により監理技術者として大規模工事の責任者になることができ、キャリアアップに直結します。
建築コンクリートブロック工事士は外構工事で頻繁に行うブロック積み工事の専門資格で、安全で確実な施工技術を証明できます。また、エクステリアプランナーの受験資格要件にもなっており、基礎資格として重要です。
技能講習・特別教育
重機操作系
小型車両系建設機械運転技能講習:3トン未満のユンボ・ショベルカーの操作に必須
車両系建設機械運転技能講習:3トン以上の大型重機操作が可能
高所作業車運転技能講習:高木剪定や高所設置作業に必要
安全管理系
玉掛け技能講習:クレーン作業時の荷物の吊り上げ作業
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育:高所作業時の安全確保
チェーンソー特別教育:樹木伐採作業に必要
技能講習は外構職人として現場で安全に作業するために不可欠です。特に小型車両系建設機械運転技能講習は、外構工事でよく使用するミニユンボの操作に必須で、多くの会社が入社後すぐに取得を支援しています。
玉掛け技能講習は重量物の移動や設置作業で必要になり、フルハーネス型安全帯使用作業特別教育は高所での作業安全を確保するために重要です。これらの資格は比較的短期間で取得でき、現場での実務に直結するため優先的に取得すべきです。
未経験者はまず技能講習から始めて現場経験を積み、その後国家資格にチャレンジするのが効率的です。多くの会社では資格取得費用を支援する制度があるため、積極的に活用しましょう。造園施工管理技士補制度により、実務経験がなくても第一次検定の受験が可能になったため、早期のキャリア形成が可能です。
身につけるべきスキルと心構え
外構職人として成功するためには、技術的スキルに加えて職人としての心構えも重要です。お客様の大切な住まいを美しく仕上げる責任と誇りを持つことが求められます。
技術的スキル
外構職人に必要な技術的スキルは多岐にわたります。まず基本となるのは正確な測量技術で、レベルやトランシットを使った水平・垂直の測定ができることが重要です。また、図面を読み取る能力も必須で、設計図に基づいて正確に施工する技術が求められます。
ブロック積みでは水糸を使った正確な位置出しと、モルタルの適切な調合・塗布技術が必要です。植栽工事では植物の特性を理解し、土壌改良や適切な植え付け深度の判断ができることが大切です。
コンクリート工事では配合比率の理解と、気候条件に応じた養生管理の知識が重要になります。これらの技術は現場での経験を通じて身につけていくものですが、基礎理論の学習も欠かせません。
職人としての心構え
外構工事はお客様の住まいの顔となる重要な工事です。完成した外構は毎日多くの人の目に触れるため、美しい仕上がりへのこだわりと責任感が必要です。また、近隣住民への配慮も欠かせず、騒音や粉塵対策、作業時間の管理など細やかな気配りが求められます。
安全意識の徹底も職人として最も重要な心構えです。自分自身の安全はもちろん、同僚や通行人の安全を常に意識した作業が必要です。ヘルメットや安全靴の着用、危険予知活動の実践など、基本的な安全ルールを確実に守ることが大切です。
継続的な学習意欲も重要な資質です。新しい材料や工法、法規制の変更など、業界の動向を常に把握し、技術向上に努める姿勢が職人として成長するための鍵となります。
岐阜県での外構業界の特徴
岐阜県内での外構工事には地域特有の特徴があります。山県市や岐阜市周辺では冬季の積雪に対応した設計が重要で、カーポートの耐雪荷重や融雪設備の設置が求められることがあります。
また、岐阜県は豊かな自然環境に恵まれているため、和風庭園や自然石を活用した外構デザインの需要も高く、伝統的な造園技術も重要視されます。地域の気候や土壌条件を理解し、適切な植栽選定ができる知識は大きな強みになります。
愛知県との県境に位置する立地を活かし、名古屋圏での外構工事にも対応できる機動力があることも岐阜県の外構業者の特徴です。広域での営業展開により、多様な工事経験を積むことが可能です。
未経験からのスタートを成功させるために
未経験から外構職人になるためには、段階的なスキルアップが重要です。まずは技能講習を取得して現場での安全作業ができるようになり、実務経験を積みながら国家資格の取得を目指すという流れが一般的です。
多くの外構工事会社では未経験者の育成制度が整っており、OJTによる技術指導や資格取得支援制度があります。特に岐阜県内では職人不足が深刻な課題となっているため、未経験者でも積極的に受け入れる企業が増えています。
職人として長く活躍するためには、健康管理も重要な要素です。外構工事は体力を要する仕事のため、日頃からの体調管理と体力維持に努めることが大切です。また、コミュニケーション能力も重要で、お客様や同僚との良好な関係構築が仕事の質向上につながります。
外構職人は技術と経験により独立開業の道も開けており、将来的に自分の会社を持つことも可能な職業です。まずは基礎的な技術と資格の取得から始めて、着実にキャリアを積み重ねていけば、充実した職業人生を送ることができるでしょう。
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